ブロワはきちんと動いていて、清掃時期もまだ先なのに臭いが続く。パッキンや臭突、室内のトラップまで確認しても原因がわからないことがあります。こんなとき、ほかにどんな原因を疑いますか?
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参考までに、これまでによく聞く意見ややり方をまとめておきます。違う意見やほかのやり方があれば、ぜひ書き込んでください。
基本の確認ポイントは「浄化槽のまわりが臭い!」のスレッドにまとめています。ここでは、それを確認しても解決しないときに見落としやすい原因を挙げます。
■逆洗タイマーの時刻
逆洗は流入が少ない深夜に行う前提で、出荷時は夜中に設定されていることが多いです。停電などで時計がずれて日中に逆洗が動くと、そのたびに臭いが広がります。逆洗中に排水が入ると汚泥が流れ出るおそれもあるので、現在時刻と逆洗時刻をあわせて確認しましょう。
■循環水量の絞りすぎ
使用量がある程度ある浄化槽で循環を絞りすぎたり止めたりすると、臭いが出やすくなると感じる管理士は多いです。反対に回しすぎると、各槽に水がとどまる時間が短くなります。メーカーの維持管理要領の範囲で調整してください。
■洗剤や洗浄剤の使い方
塩素系洗剤の多用や、便器に置くタイプ・貼るタイプの洗浄剤で微生物が弱り、臭いが出ることがあります。香り付きのトイレットペーパーが影響するという声もありますが、関係ないという管理士もいて意見が分かれます。使用人数や生活の変化とあわせて聞き取ってみてください。
■全ばっ気型や夏場の酸欠
汚水が直接ばっ気槽に入る全ばっ気型は、風量が足りないと臭いが出やすい構造です。夏は水温が上がって溶け込める酸素が減るため、酸欠ぎみになりがちです。汚泥が流出しない範囲で風量を上げると改善することがあります。酸化還元電位を測れる計器があれば、マイナスの値は硫化水素などが出やすい状態の目安になります。
■放流口からの臭い
放流先の水路に風が吹き込む地形では、放流管を通って臭いが戻ることがあります。放流管の出口側に防臭用の継手を付けると防げる場合があります。槽内の流入管に付けると汚物が引っかかるので、付ける場所には注意してください。
■一時的に強くなるケース
スカムを崩して返送した直後や、止まっていたブロワを動かした直後は、底の汚れがかき混ぜられて臭いが強くなります。多くは日がたつにつれて落ち着きます。
苦情のときは、お客様に立ち会ってもらい、どこでどんな臭いがするかを一緒に確かめると原因を絞り込みやすくなります。
みなさんの現場での対策も教えてください。