暖かくなると、ふたを開けた瞬間にチョウバエが一斉に飛び出したり、ふたの裏に幼虫がびっしりいたり。家の中に入ってこないか心配する声もよく聞きます。みなさんの対策や、使っている薬剤を教えてください。
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参考までに、これまでによく聞く意見ややり方をまとめておきます。違う意見やほかのやり方があれば、ぜひ書き込んでください。
■虫がわく理由
浄化槽の中には汚泥やスカム、壁面の汚れがあり、チョウバエや蚊、ミズアブの幼虫が育ちやすい環境です。汚泥をえさに育つ虫なので、衛生面からも放っておかないほうが安心です。
■基本の対策
・浄化槽用と表示された殺虫剤を使う。槽内につり下げるタイプやスカムの上にまくタイプがあり、量と交換時期は表示に従う
・槽内での使用を想定していない薬剤は使わない
・ふたのすき間をふさぐ。ミズアブはすき間に卵を産むことが多いと言われ、パッキンの劣化やふたの浮きを直すだけで減ることがある
・スカムが厚すぎる場合は、清掃時期の前倒しも検討する
■現場で聞く工夫と注意点
・台所用洗剤を水で薄めて霧吹きでかけると、羽がぬれて飛びにくくなり、作業中に吸い込まずに済むという管理士もいます。槽内に大量に入れないよう注意してください
・消毒用の塩素剤を砕いてまく方法を聞くことがありますが、殺虫効果ははっきりせず、塩素臭や微生物への影響もあるのでおすすめしません
■どこまで減らすか
チョウバエが少しいるのは、スカムができて処理が進んでいる証拠でもあり、ゼロを目指す必要はないという見方もあります。施主さんには、ふたを開けて実際の発生状況を見てもらい、納得してもらってから薬剤をすすめると押し売りになりません。
■小さな巻貝が増えた場合
巻貝が増えると、接触材の生物膜を食べてしまい処理が落ちることがあります。少しでも残ると再び増えやすいので、浄化槽用の駆除剤を表示どおりに使い、駆除しきることが大切です。
■放流先の側溝に虫がわく場合
側溝は敷地の外で他の方が管理していることも多いので、薬剤をまく前に管理者へ確認しましょう。あわせて放流水の状態や側溝の水たまりも確認してください。
みなさんの現場での対策も教えてください。