中規模以上の浄化槽で使われるロータリーブロワが動かない、しばらく回ったあと過負荷で止まってしまう。ダイヤフラム式に比べて触る機会が少ないので、どこから確認すればいいか迷う方も多いと思います。みなさんはどんな順番で確認していますか?
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参考までに、これまでによく聞く意見ややり方をまとめておきます。違う意見やほかのやり方があれば、ぜひ書き込んでください。
■まずは電気側か本体側かを切り分ける
・モーターの過負荷保護が働いていないか確認します。リセットボタンが付いている機種なら押してみます。
・ベルトを外して、モーターだけで回るか確認します。モーター単体で回るなら、原因は本体側にある可能性が高いです。
・本体のプーリーを手で回してみます。重い、引っかかる、金属がこすれる音がする場合は、オイル切れによる焼き付きが疑われます。
・制御盤がある現場では電流値の上がり方も見ます。じわじわ上がって止まるなら、散気管の詰まりなどで空気が出にくくなっていることがあります。電源を入れた直後に止まるなら、本体の固着や電気系統を疑います。
・電気系統の点検は、資格のある人や電気業者と連携して行います。
■オイルが回っているか確認する
・吐出の圧力でオイルを本体に送る機種では、配管の外れや折れで圧力が低いと、オイルがうまく回りません。
・運転中にオイルが上がってこない、途中に気泡が見える場合は、空気が噛んでいる可能性があります。点滴ノズルを少しずつ緩めてオイルが上がるのを確認し、元どおり締め直します。
・新しいオイルは透明に近い色です。白く濁っている場合は、水が混ざっていることがあります。
■軽い焼き付きなら回復することも
・吸気口から少量のオイルを差し、プーリーを左右に少しずつ動かすと固着が取れることがあります。
・ただし内部に傷が付いていると、回るようになっても異音が残ります。その音をお客様が許容できるかどうかで、使い続けるか更新するかを判断します。
■日常点検で防げる故障が多い
・オイルの量と汚れ、エアフィルター、ベルトの張りは毎回確認し、劣化していれば早めに交換します。崩れたフィルターのかけらを吸い込むと、本体を傷める原因になります。
・分解整備には専用の工具やすき間の調整が必要です。慣れないうちは無理に触らず、メーカーや修理業者に相談するのが安心です。
・修理と更新の費用や使用年数を並べて示し、お客様に選んでもらう方法もあります。
みなさんの現場での確認方法も教えてください。