飲食店や保育園、介護施設などの浄化槽では、油が多くて処理が追いつかない、おむつやタオルでポンプが詰まる、といったトラブルがよく話題になります。グリストラップの掃除は誰がするのか、異物対策はどうしているのか、みなさんの現場の話を聞かせてください。
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参考までに、これまでによく聞く意見ややり方をまとめておきます。違う意見やほかのやり方があれば、ぜひ書き込んでください。
■油が多い現場のサイン
・流入側に白っぽい油の塊が浮いている、配管やますに油がこびりついているといった状態が見られます
・水質検査では、油分の指標となるノルマルヘキサン抽出物質の値が高くなることがあります
■グリストラップの掃除は誰がする?
・グリストラップは油を浄化槽や下水に流さないための設備で、基本的には設置者が日常的に掃除するものです
・管理士の役割は、ふたを開けて状態を確認し、お客様に伝えて改善をお願いすることです
・浮いた油や残さを網ですくって取り除くなど、具体的な方法を伝えると実行してもらいやすくなります
・有償で請け負う場合は、まずお客様に立ち会ってもらい、状態と見積もりを説明します。作業は網でごみを取り除き、布で油を吸わせてから残りをバキュームで抜く流れが一般的です
・事業所から出る油脂のかすは産業廃棄物として扱われることが多く、自治体によって考え方も違います。処分方法は事前に確認しておきましょう
・固まった油を崩して下流へ流すと、グリストラップを付けている意味がなくなるので避けましょう
■配管の油詰まり
・熱湯や洗剤で一時的に通っても、管の中に油が残っていると数か月でまた詰まることがあります
・繰り返す場合は高圧洗浄で一度しっかり取り除くよう提案すると、長い目で見てお客様の負担も減ります
・チェーン店では作業に本部の承認が必要なこともあるので、早めに相談しておきましょう
■保育園・介護施設の異物対策
・汚物流しからおむつやタオルが流れ、中継ポンプが詰まって警報が出る例は少なくありません
・ポンプ槽の流入側に塩ビ管で格子状のスクリーンを作って吊るし、点検のたびに引っかかった物を回収する方法がよく使われます
・ポンプによっては、異物の吸い込みを防ぐカバーを後から付けられるものもあります
・施設への注意喚起とあわせて、異物による警報対応の費用負担を決めておくと、お互いの意識が高まります
みなさんの現場での油や異物の対策も、ぜひ共有してください。