法定検査の結果に「不適正」と書かれていたり、透視度は良いのにBODが高いと指摘されたりして、どう対応すればいいか迷うことがあると思います。みなさんが確認していることや、改善できた工夫を教えてください。
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参考までに、これまでによく聞く意見ややり方をまとめておきます。違う意見やほかのやり方があれば、ぜひ書き込んでください。
■判定の種類
法定検査の結果は、一般に「適正」「おおむね適正」「不適正」の3つで判定されます。「不適正」は、浄化槽の機能や維持管理に問題があり改善が必要という意味です。結果は都道府県にも報告され、内容によっては行政から指導を受けることがあります。
■よくある指摘
・消毒剤が切れている
・ブロワが止まっている、空気が十分に出ていない
・漏水や槽の破損がある
・清掃をしていない、または間隔が空きすぎている
・放流水の水質が悪い
・保守点検の契約や記録がない
多くは点検や清掃で改善できる内容です。施主の方は、指摘の欄や所見を読んだうえで、早めに管理業者へ連絡してください。ブロワの交換や清掃など費用がかかる対応もありますが、放っておくと臭いや故障につながります。改善した内容は点検記録票に残してもらうと、次回の検査でも確認できます。
■透視度は良いのにBODが高いとき
透視度が高いほどBODは低い傾向がありますが、必ず一致するわけではありません。現場では次のような点を確認します。
・処理水をかき混ぜて臭いを確かめる。腐ったような臭いなら底にたまった汚泥、洗剤の臭いなら洗剤の使いすぎが疑われます
・処理水にアンモニアが多く残っていると、測定中にその分の酸素が使われてBODが高めに出ることがあります。水温が下がる時期に起こりやすいとされています
・循環や移送の水量が多すぎて、槽の中で水がとどまる時間が短くなっていないか
・採水した時間帯によって数値が変わることもあります
■一時的な数値と考えられるとき
使い方に大きな問題がなく、一時的な変動と考えられる場合でも「異常なし」とは言えません。状況を正直に伝えたうえで、調整を続けながら経過を見ていくことを説明し、記録に残しておくのが良いと思います。
■地域によって判定の厳しさは違う
清掃の間隔を厳密に見る地域もあれば、水質が良ければ指摘しない地域もあります。判定の考え方や改善の報告方法は、検査機関や自治体に確認してください。
みなさんの地域でよくある指摘や、改善できた工夫も教えてください。