「法定検査」の検索結果
2026.02.23更新
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検索結果
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点検でpHを測ると、6を下回るような低い値が出ることがあります。処理水のpHが低いとき、何が原因と考え、どう対処しているか教えてください。
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参考までに、一般的に言われていることや、よくあるやり方をまとめておきます。違う意見やほかのやり方があれば、ぜひ書き込んでください。■よく言われる原因
・硝化(アンモニアが硝酸に変わる反応)が進むと、水のアルカリ分が使われてpHが下がります。ばっ気が十分な浄化槽でよく見られます
・トイレの排水の割合が高い現場(単独処理浄化槽や事務所など)は窒素が多いため、硝化によるpHの低下が起きやすいと言われます
・まれに、酸性の洗剤や薬品が流れ込んでいることもあります■対処の例
・循環装置がある型式では、循環水量を調整して脱窒を進めると、アルカリ分が戻りやすくなります
・ばっ気が強すぎる場合は、風量を調整して様子を見ることもあります
・極端に低い場合は、いつもと違うものを流していないか使用者さんに聞いてみます■記録を残す
・pHは法定検査でも見られる項目です。低い値が続く場合は、原因と対処を記録しておくと説明しやすくなりますpHを戻すのにうまくいった方法があれば、ぜひ教えてください。
浄化槽の大きさ(人槽)は、建物の用途と延べ面積などをもとに、JISの算定基準で決められます。ただ、建てたあとに使い方が変わったり、複数の建物を一つの浄化槽につないだりして、実際の使われ方と人槽が合わなくなることもあります。こうした場合の考え方や対応について情報交換しましょう。
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参考までに、一般的に言われていることをまとめておきます。違う意見や補足があれば、ぜひ書き込んでください。■人槽の決まり方
・住宅は延べ面積に応じて5人槽・7人槽などが決まり、店舗や事務所などは用途ごとの計算式があります
・算定の細かい扱いは自治体によって異なることがあるので、迷ったときは設計者や自治体の窓口に確認するのが確実です■人槽が合っていないとどうなる?
・実際の使用量に対して浄化槽が小さいと、処理が追いつかず、水質の悪化や臭いの原因になります
・法定検査で、届出の内容と現状の違いを指摘されることがあります■これから建てる・用途を変える方へ
・住宅の一部を店舗や教室などに使う予定がある場合や、離れなど別の建物の排水をつなぐ場合は、事前に設計者や自治体に浄化槽の大きさが足りるか相談しておくと安心です現場で感じている算定基準の疑問(実態と合わないと感じる用途など)も、ぜひ書き込んでください。
トピック: 【資格】管理士の次に取ってよかった資格は?
浄化槽管理士を取ったあと、次はどの資格を目指せばいいのか迷う方も多いと思います。技術管理者、設備士、清掃技術者、電気工事士など、浄化槽まわりの資格について情報交換しましょう。
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参考までに、これまでによく聞く意見ややり方をまとめておきます。違う意見やほかのやり方があれば、ぜひ書き込んでください。浄化槽に関わる資格は、それぞれ担当する仕事が分かれています。この先どんな仕事をしたいかで、目指す資格が変わってきます。
■浄化槽技術管理者
・処理対象人員が501人以上の大きな浄化槽では、技術管理者を置くことが法律で決められています
・浄化槽管理士の資格に加えて、一定の実務経験などが必要です
・集合住宅や学校、病院などの大型施設を担当したい人には大きな強みになります■浄化槽設備士
・浄化槽の設置工事を監督するための国家資格で、試験または講習で取得します
・浄化槽工事業の営業所には設備士を置く必要があります
・新設や入れ替え工事まで手がけたい人に向いています■浄化槽清掃技術者
・清掃に関する知識と技能を身につける講習の修了資格です
・市町村から清掃業の許可を受ける際に、清掃技術者を置くことが求められるのが一般的です■法定検査に関わる資格
・指定検査機関で法定検査を行う検査員になるには、検査員講習の修了などが必要です
・管理士の資格があると講習の一部が免除される場合があります
・地域によっては、11条検査の採水を担当するための講習もあります■あわせて持っておくと役立つもの
・電気工事士:制御盤まわりで配線工事を伴う修理を行うには必要です。シーケンス制御の基本を勉強しておくと、ポンプや警報のトラブルにも強くなります
・中型以上の運転免許:バキューム車は車両の大きさによって中型以上の免許が必要です。持っている人が減っているので、会社から重宝されます
・酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者:槽内やマンホール内での作業の安全管理に欠かせません資格の名前や講習の内容、免除の条件は変わることがあるので、受講前には実施団体の案内を確認してください。みなさんが取ってよかった資格もぜひ教えてください。
法定検査の結果に「不適正」と書かれていたり、透視度は良いのにBODが高いと指摘されたりして、どう対応すればいいか迷うことがあると思います。みなさんが確認していることや、改善できた工夫を教えてください。
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参考までに、これまでによく聞く意見ややり方をまとめておきます。違う意見やほかのやり方があれば、ぜひ書き込んでください。■判定の種類
法定検査の結果は、一般に「適正」「おおむね適正」「不適正」の3つで判定されます。「不適正」は、浄化槽の機能や維持管理に問題があり改善が必要という意味です。結果は都道府県にも報告され、内容によっては行政から指導を受けることがあります。■よくある指摘
・消毒剤が切れている
・ブロワが止まっている、空気が十分に出ていない
・漏水や槽の破損がある
・清掃をしていない、または間隔が空きすぎている
・放流水の水質が悪い
・保守点検の契約や記録がない
多くは点検や清掃で改善できる内容です。施主の方は、指摘の欄や所見を読んだうえで、早めに管理業者へ連絡してください。ブロワの交換や清掃など費用がかかる対応もありますが、放っておくと臭いや故障につながります。改善した内容は点検記録票に残してもらうと、次回の検査でも確認できます。■透視度は良いのにBODが高いとき
透視度が高いほどBODは低い傾向がありますが、必ず一致するわけではありません。現場では次のような点を確認します。
・処理水をかき混ぜて臭いを確かめる。腐ったような臭いなら底にたまった汚泥、洗剤の臭いなら洗剤の使いすぎが疑われます
・処理水にアンモニアが多く残っていると、測定中にその分の酸素が使われてBODが高めに出ることがあります。水温が下がる時期に起こりやすいとされています
・循環や移送の水量が多すぎて、槽の中で水がとどまる時間が短くなっていないか
・採水した時間帯によって数値が変わることもあります■一時的な数値と考えられるとき
使い方に大きな問題がなく、一時的な変動と考えられる場合でも「異常なし」とは言えません。状況を正直に伝えたうえで、調整を続けながら経過を見ていくことを説明し、記録に残しておくのが良いと思います。■地域によって判定の厳しさは違う
清掃の間隔を厳密に見る地域もあれば、水質が良ければ指摘しない地域もあります。判定の考え方や改善の報告方法は、検査機関や自治体に確認してください。みなさんの地域でよくある指摘や、改善できた工夫も教えてください。
「去年は水を採るだけだったのに、今年はなぜ全部見る検査なの?」「検査機関ではなく、点検業者が採水に来るのはなぜ?」という疑問をよく聞きます。法定検査は地域によってやり方や料金がかなり違うようです。みなさんの地域ではどうなっていますか?
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参考までに、これまでによく聞く意見ややり方をまとめておきます。違う意見やほかのやり方があれば、ぜひ書き込んでください。■法定検査は2種類
・7条検査は、浄化槽を使い始めてから3〜8か月の間に1回受ける検査で、正しく設置されて働いているかを確認します
・11条検査は、その後毎年1回受ける定期的な検査です
どちらも、都道府県知事が指定した検査機関が行います。■11条検査のやり方は都道府県ごとに違う
年1回という点は全国共通ですが、具体的な方法は都道府県によってかなり違います。
・毎年、検査員が現地で外観や槽の中、書類まで確認する地域
・ふだんは保守点検業者が採水して水質を中心に調べ、数年に1回は検査員が全項目を確認する地域
・水質中心の検査とは別に、検査員が抜き打ちで確認に来る地域
「去年は水質だけで、今年は全項目」というのは、2つめのような方式の地域でよくあるケースです。決められた回数ごとに、または水質の結果などをきっかけに、全項目の検査に切り替わります。点検業者が採水に来るのも、検査機関の依頼を受けて協力しているためで、業者が独自に決めているわけではありません。
お客様に説明するときは、検査機関のパンフレットを手元に用意してもらい、地域の決まりであることを伝えると納得してもらいやすいです。■料金や支払い方法もさまざま
検査の料金、振込や集金といった支払い方法、申し込みの手順も地域ごとに違います。保守点検の契約と一緒に法定検査の申し込みを勧めている地域もあります。詳しくは地域の検査機関に確認してください。■7条検査の前に保守点検を始めておく
新しく浄化槽を設置したら、7条検査の前に保守点検の契約を結び、初回の点検を済ませておくことが大切です。
・消毒剤が入っていなかったり量が少なかったりすると、消毒されずに放流されて指摘を受けます
・使い始めの機器の調整や確認ができます
・検査では維持管理の状況も見るため、保守点検の契約がないと「不適正」になることがあります
工事業者と点検業者が別の場合は、引き渡しのときに点検業者が決まっているか確認しておくと安心です。みなさんの地域では、11条検査をどのような方式で行っていますか?地域や現場の状況も教えてください。
「水はきれいに見えるから清掃はまだいい」と、何年も清掃されていない浄化槽は少なくないようです。汚泥の流出を見つけて清掃をすすめても、費用を理由に断られることもあります。みなさんはどこまで、どう対応していますか?
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参考までに、これまでによく聞く意見ややり方をまとめておきます。違う意見やほかのやり方があれば、ぜひ書き込んでください。■清掃は管理者の義務
浄化槽法では、浄化槽の管理者に保守点検と清掃を義務づけています。清掃は原則として年1回、全ばっ気方式はおおむね半年に1回とされています。点検業者の売り込みではなく、法律で決められた維持管理の一部だという点を、まず落ち着いて伝えることが大切です。
保守点検と清掃は役割が違うこと、清掃が必要な状態を見つけて知らせるのも点検業者の仕事であることを説明すると、不信感を持たれにくくなります。■数字と写真で状態を伝える
・汚泥やスカムの厚さを測り、前回からの変化を示す
・処理水の透視度の推移を見せる
・流出した汚泥や放流先の様子を写真に残す
「なんとなく汚れている」ではなく、根拠を示すほうが話は通りやすくなります。清掃しないまま使い続けると、ろ材の詰まりや部品の破損につながり、結果的に修理費がかさむことも伝えておきましょう。■記録を残し、くり返し伝える
清掃が必要と判断した内容は、毎回の点検記録票にはっきり書いておきます。口頭だけでなく書面でも伝えておくと、後から「聞いていない」と言われるのを防げます。地域によっては、清掃の必要性を管理者に知らせることを、条例で点検業者に求めている場合もあります。■それでも改善しないとき
汚泥の流出が続き、水路や近隣に影響が出そうな場合は、自治体の浄化槽担当の窓口や保健所に相談する方法もあります。都道府県などには、管理者に対して助言や指導、勧告を行う権限があります。相談した後も、現場の状況を定期的に確認して記録しておくと、話が進みやすくなります。■地域によって対応はさまざま
法定検査で清掃の遅れを厳しく見る地域もあれば、放流水がきれいなら指摘しない地域もあります。最近は、清掃をしていない浄化槽への指導を強める自治体も出てきています。お住まいの地域の運用は、自治体に確認してください。清掃を勧めるときの言い方や、行政に相談したときの対応など、みなさんの地域や現場の状況も教えてください。
ブロワの修理や部品交換など、有料の作業を提案すると「なぜ壊れたの?」「本当に直さないといけないの?」と聞かれたり、他社と比べて「高い」と言われたりすることがあると思います。みなさんの説明のコツを教えてください。
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参考までに、これまでによく聞く意見ややり方をまとめておきます。違う意見やほかのやり方があれば、ぜひ書き込んでください。■聞かれることを先に準備しておく
修理を提案すると、お客様が気にするのはおおむね次の3つです。
・なぜ壊れたのか
・直さないとどうなるのか
・費用はいくらかかるのか
この3つの答えを用意してから話すと、説明がぶれにくくなります。
原因がはっきりしないときは、推測で断定しないことが大切です。「長年の使用による劣化と考えられます」と正直に伝え、同じような症状がほかの浄化槽でも起きていることを添えると、受け止めてもらいやすくなります。■直さないとどうなるかを具体的に
「詰まりやすくなります」だけでは、いま困っていないお客様には伝わりにくいものです。生活や費用への影響まで話すと理解されやすくなります。
・水位が上がり、排水の流れが悪くなる
・ブロワに負担がかかり、故障しやすくなる
・清掃でくみ取る量が増え、清掃費が上がる
・法定検査で指摘を受けることがある
可能であれば、ふたを開けて実際の状態を見てもらったり、写真で見せたりするのも効果的です。虫の発生や汚泥のたまり方は、見てもらうと一目で伝わります。■修理か交換か、選べるようにする
年数のたったブロワは、一部の部品を直しても、ほかの部品も同じだけ傷んでいます。修理の後すぐに別の箇所が壊れて、トラブルになることもあります。修理と本体交換それぞれの費用と今後の見通しを示し、お客様に選んでもらう形が安心です。■「高い」と言われたとき
見積もりの金額は、作業の内容や浄化槽の種類、作業人数、必要な道具などで大きく変わります。「知り合いの家は安かった」と言われても、工事の中身がまったく違うことはよくあります。何にいくらかかるのかを内訳で示すと、納得してもらいやすくなります。
相見積もり自体は自然なことです。比べるときは、金額だけでなく作業の範囲や保証、業者の資格や登録も確認するよう伝えると親切です。ほかの業者を悪く言わないほうが、結果的に信頼につながります。
部品代や人件費の上昇で料金を見直すときも、理由と内訳を丁寧に伝える姿勢は同じです。料金の目安は地域や会社によって大きく違うので、ここでは金額よりも伝え方の工夫を共有できればと思います。みなさんの現場での説明のコツも教えてください。
使用量の少ない家で、消毒剤が溶けずにふやけていたり、薬筒の中で固まって下に落ちていなかったり。このままだと残留塩素が出ず、消毒が不十分になってしまいます。みなさんの対処法や工夫を教えてください。
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参考までに、これまでによく聞く意見ややり方をまとめておきます。違う意見やほかのやり方があれば、ぜひ書き込んでください。■なぜ溶けずに膨らむのか
固形の塩素剤は、処理水に触れて少しずつ溶けるしくみです。使用量が少なく水の流れがほとんどないと、湿気を吸って膨らんだり崩れたりします。薬筒の中で引っかかって下に落ちなくなると、処理水に触れず残留塩素が出なくなります。薬剤が残っているように見えても、消毒できていないことがあるので注意が必要です。■現場での対処法
やり方は管理士によってさまざまですが、次のような方法があります。
・薬筒をいっぱいに詰めず、次の点検まで切れない程度の量にとどめる
・膨らんだり固まったりした部分は取り除き、新しい薬剤を少量入れる
・崩れかけた薬剤を底まで押し込み、処理水に触れる状態に戻す
・使用量に合った小さい規格の薬剤に替える
逆に使用量が多い家では減りが早いので、多めに入れて切らさないようにします。■残留塩素の確認
・点検のたびに消毒槽の残留塩素を測り、検出されるか確認します
・測定試薬は使用期限と保管状態に気をつけましょう■薬筒の点検
・耐用年数は設置環境で大きく変わるため、一概には言えません
・割れや変形、底の破損があると薬剤が落ちすぎたり流れ出たりします。見つけたら交換を提案しましょう■安全面の注意
・種類の違う塩素剤を同じ薬筒に混ぜないでください。組み合わせによっては反応して発熱するなど危険です
・補充するときは顔を近づけすぎず、粉を吸い込まないようにします■使い始めの浄化槽
新築直後は、消毒剤が未開封のままだったり量が少なかったりすることがあります。使い始めの点検で必ず確認しておかないと、最初の法定検査で残留塩素が出ない原因になります。■施主の方へ
消毒剤は通販などでも買えますが、種類や量の判断が必要です。補充は管理業者に任せるのが安心です。みなさんの現場での工夫も教えてください。
清掃のあとに嫌気ろ床槽のろ材が浮いてきた、ろ材受けが落ちてしまった、という話をときどき聞きます。経年劣化だけでなく、引き抜きの順番や水張りの仕方も関係していそうです。みなさんが清掃のときに気をつけていることを教えてください。
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参考までに、これまでによく聞く意見ややり方をまとめておきます。違う意見やほかのやり方があれば、ぜひ書き込んでください。嫌気ろ床槽のろ材は、下のろ材受けと上のろ材押さえで固定されています。ふだんは水の浮力に支えられていますが、清掃で水位が下がるとろ材と、そこに詰まった汚泥の重さがそのまま受け材にかかります。これがろ材の落下や浮上の大きな原因です。
■引き抜きの順番に注意
・沈殿分離槽を先に一気に抜くと、つながっている嫌気ろ床槽の水位も下がり、表面のスカムがろ材の上に乗ってしまいます
・そのため嫌気ろ床槽のスカムや汚泥から先に抜くよう、維持管理要領で指示している型式があります。まずは要領を確認しましょう
・各室を少しずつ順番に抜き、室ごとの水位差を大きくしないのが基本です
・ろ材に付いた汚泥は水をかけて洗い落としながら引き抜くと、重さによる負担を減らせます
・法令の清掃基準では、嫌気ろ床槽の第1室は全量、それ以外の室は適正量を引き出すこととされています■水張りもバランスよく
・清掃後は所定の水位まで水張りをします。水を張らずにおくと土の圧力で本体が変形したり、地下水位が高い場所では浮き上がったりするおそれがあります
・1つの室だけから水を入れると、仕切板に片側から水圧がかかり破損につながることがあります。古い小型の槽では特に注意が必要です
・複数の室に分けて、水位をそろえながら入れていきます■点検でできる予防
・定期的なガス抜きと汚泥落としで、ろ材の目詰まりと重さの増加を防ぎます
・鉄の棒で強く突くとろ材受けを傷めることがあります。塩ビ管で少しずつ動かすか、空気で底からかき混ぜる方法が安心です
・清掃の間隔が空くほど汚泥が詰まり、破損のリスクは高くなります■清掃と点検の業者が別の場合
清掃のときに気づいた異常を点検側に伝えてもらうなど、情報を共有しておくとトラブルの早期発見につながります。■お客様への説明
・原因を断定できないことも多いので、ガスや汚泥の重さ、年数による劣化など、考えられる要因を落ち着いて説明します。
・定期的なガス抜きは、破損を遅らせるための作業であることを伝えます。
・修理が必要な理由も説明します。処理の働きが落ちる、法定検査で指摘される、清掃で汲みきれず回数が増える、などです。
・費用は修理代と清掃代がかかるため、見積もりを出してから判断してもらいます。みなさんの現場での引き抜き方や水張りの工夫も教えてください。
トピック: 【用語集】浄化槽の用語をやさしく解説(随時追加)
浄化槽の点検や記録票で出てくる言葉を、できるだけやさしく解説します。
■浄化槽の種類と大きさ
・合併処理浄化槽:トイレ、台所、お風呂など、すべての生活排水を処理する浄化槽
・単独処理浄化槽:トイレの排水だけを処理する古いタイプ。今は新しく設置できません
・高度処理型:汚れだけでなく、窒素やリンなども減らせる性能の高い浄化槽
・人槽:浄化槽の大きさの単位。5人槽なら5人分の排水を処理できる大きさです。住宅は延べ床面積で決まります
・型式(かたしき):浄化槽の製品の種類。メーカーと型式によって、中のつくりや点検のやり方が違います
・維持管理要領書:メーカーが型式ごとに作っている、点検や清掃のやり方をまとめた説明書■槽(そう)の名前
・嫌気ろ床槽:酸素がなくても生きられる微生物が、ろ材にすみついて汚れを分解する槽。入口側にあることが多いです
・沈殿分離槽:汚れのうち重いものを沈め、軽いものを浮かせて分ける槽
・夾雑物(きょうざつぶつ)除去槽:髪の毛や布など、処理のじゃまになるゴミを取り除く槽
・接触ばっ気槽:ろ材(接触材)に微生物をすみつかせ、空気を送りながら汚れを分解する槽
・担体流動槽:小さなプラスチックの粒(担体)に微生物をすみつかせ、空気で槽の中を動かしながら処理する槽
・沈殿槽(処理水槽):処理された水を静かにため、細かい汚れを沈めて、きれいな上澄みを次へ送る槽
・消毒槽:放流する前の水を、塩素で消毒する槽
・放流ポンプ槽:放流先が浄化槽より高いときなどに、ポンプで水をくみ上げて流すための槽■微生物と処理のしくみ
・ばっ気:水の中に空気を送り込むこと。ブクブクと泡を出して、微生物に酸素を届けます
・好気性・嫌気性:酸素を使って生きる微生物が「好気性」、酸素がなくても生きられる微生物が「嫌気性」です
・生物膜:ろ材や担体の表面にできる、微生物の膜
・活性汚泥:微生物のかたまりをたくさん含んだ泥。汚れを食べて水をきれいにします
・汚泥:微生物が汚れを食べたあとに残る、ドロのようなもの。槽の底にたまっていきます
・スカム:槽の水面に浮かぶ、油やトイレットペーパーのかたまり
・循環:出口近くまで来た水を、入口の槽にもう一度戻すこと。窒素を減らすために行います
・硝化:おしっこなどに含まれるアンモニアを、微生物が空気の力で硝酸に変えること
・脱窒:硝酸を、微生物が窒素ガスに変えて空気中に逃がすこと
・流量調整:一度にたくさん水が流れても処理が乱れないよう、水を少しずつ次の槽へ送るしくみ
・汚泥返送(移送):後ろの槽にたまった汚泥を、前の槽へ戻すこと
・逆洗:微生物のすみかにたまった汚れを、空気で洗い流す作業
・短絡(たんらく):水が十分に処理されないまま、近道をして先の槽へ流れてしまうこと
・シーディング:微生物が少ないときに、微生物を含む汚泥や製剤を入れて、処理の立ち上がりを助けること■部品・設備
・ブロワ:浄化槽に空気を送る機械。微生物が呼吸するための酸素を送っていて、24時間動き続けています
・ダイヤフラム:家庭用ブロワの中で空気を送り出すゴムの膜。消耗品なので、数年ごとに交換します
・ロータリーブロワ:大きな浄化槽で使われる、羽根を回して空気を送るタイプのブロワ。Vベルトや潤滑油の点検が必要です
・散気管:ブロワから送られた空気を、水の中に細かい泡にして出す管
・エアリフトポンプ:空気の力で水を持ち上げるポンプ。モーターがないので壊れにくいのが特長です
・ろ材(接触材):微生物のすみかになるプラスチックの部材
・担体:槽の中を動き回る、微生物のすみかになる小さな粒
・タイマー:決まった時刻に逆洗などを自動で行うための装置
・電磁弁:電気の信号で、空気の流れる先を切り替える弁
・薬筒:消毒剤を入れておく筒
・消毒剤(固形塩素剤):水にゆっくり溶けて消毒する錠剤。家庭用の浄化槽で広く使われています
・マンホール:点検や清掃のための出入り口と、そのふた
・かさ上げ:浄化槽の上部をのばして、マンホールの高さを地面に合わせること
・流入管:家から浄化槽まで排水を運ぶ管
・放流管・放流先:処理した水を流す管と、その流れていく先(側溝や水路など)
・桩(ます):配管の途中にある点検口。詰まったときの掃除や確認に使います
・漏電ブレーカー:電気が漏れたときに自動で電気を止めて、感電や火事を防ぐ装置■水質・点検で使う言葉
・透視度:水の透明さを表す数字。筒に水を入れて、底の印が見える高さで測ります。数字が大きいほどきれいな水です
・BOD:水の汚れの度合いを表す数字。大きいほど汚れています。合併処理浄化槽の放流水は20mg/L以下が基準です
・COD:水の汚れの度合いを表す数字の一つ。BODと同じく、大きいほど汚れています
・SS(浮遊物質):水の中に浮いている細かい粒。多いと水が濁ります
・DO:水の中に溶けている酸素の量
・pH:水が酸性かアルカリ性かを表す数字。7が中性で、小さいほど酸性、大きいほどアルカリ性です
・残留塩素:消毒したあと、水に残っている塩素の量。消毒がきちんとできているかの目安になります
・T-N(全窒素):水に含まれる窒素の合計。高度処理型の浄化槽で大事になる数字です
・ORP(酸化還元電位):水が酸素の多い状態か、少ない状態かを表す数字
・SV30(30分間沈殿率):槽の水を容器に入れて30分置いたとき、泥がどれだけの割合を占めるか。汚泥の量や沈みやすさの目安になります
・汚泥厚(汚泥のたまり具合):槽の底にたまった汚泥の厚さ。清掃の時期を決める目安になります
・スカム厚:水面に浮いたスカムの厚さ
・ガス抜き:ろ材などにたまったガスを抜いて、水の通りや水位を元に戻す作業■清掃・法律・手続き
・浄化槽法:浄化槽の設置や管理のルールを決めた法律
・浄化槽管理者:浄化槽の持ち主など、管理の責任を持つ人。保守点検・清掃・法定検査を受ける義務があります
・保守点検:浄化槽の機械や水の状態を定期的に確認し、調整すること。家庭用の浄化槽では、方式によって4か月に1回以上などの回数が決められています
・清掃:槽にたまった汚泥やスカムを、バキューム車で抜き取る作業。原則として年1回行います
・張り水:清掃で空になった槽に、水を入れ直すこと。槽が浮き上がったり変形したりするのを防ぎます
・法定検査:法律で受けることが決められている検査。7条検査と11条検査があります
・7条検査(設置後等の水質検査):浄化槽を使い始めてから最初に受ける検査。正しく設置され、きちんと動いているかを確かめます
・11条検査(定期検査):毎年1回受ける検査。点検や清掃がきちんと行われているかを確かめます
・指定検査機関:法定検査を行うために、都道府県などが指定した機関
・浄化槽管理士:浄化槽の保守点検を行うための国家資格
・浄化槽設備士:浄化槽の設置工事を監督するための国家資格
・浄化槽清掃業:浄化槽の清掃を行う仕事。市町村長の許可が必要です
・設置届:浄化槽を設置するときに自治体へ出す書類
・転換:単独処理浄化槽やくみ取り便槽から、合併処理浄化槽に入れ替えること。補助金が使える地域もありますわからない言葉や、追加してほしい用語があれば、このスレで質問してください。
浄化槽を使っている方から、よくいただく質問をまとめました。ここにない疑問は、この板に新しくスレを立てて質問してください。
Q.点検って何をしているの?
ブロワが動いているかの確認、水の透明さの測定、消毒剤の補充、汚泥のたまり具合の測定などをして、浄化槽がきちんと働くように調整しています。Q.何もトラブルがないのに点検は必要?
トラブルがないのは、点検で調整しているからです。車の車検と同じで、こわれる前に予防するための作業です。Q.清掃は毎年必要?
はい、法律で年1回以上と決まっています。汚泥をためすぎると処理が悪くなり、臭いの原因にもなります。Q.ブロワの電気代はどのくらい?止めてもいい?
家庭用で1か月600〜1,800円くらいです。機種と電気料金の単価で変わります。止めると微生物が弱ってしまい、臭いや処理不良の原因になるので、止めないでください。Q.長期不在・空き家のときはどうする?
ブロワは止めずに、そのまま動かしておいてください。長いあいだ使わないときは、点検業者に相談してください。Q.塩素系の洗剤やカビ取り剤を流していい?
少しなら大丈夫です。ただ、一度にたくさん流すと微生物が弱ってしまいます。水で薄めながら流してください。トイレタンクに置くタイプの塩素系洗浄剤は、影響が続くので避けましょう。Q.油や生ゴミを流したらどうなる?
油は固まって配管や槽をつまらせ、水面に浮く汚れのかたまりを増やします。フライパンや食器の油は、ふき取ってから洗ってください。Q.トイレットペーパー以外を流していい?
流せません。おしりふき、ティッシュ、生理用品などは、つまりや故障の原因になります。「流せる」と書かれた製品も、浄化槽ではおすすめしません。Q.ふたの上に物を置いたり、車を乗せたりしていい?
ふたの上には物を置かないでください。点検や清掃ができなくなり、事故のもとにもなります。車は、車用の強いふたでないと乗せられません。Q.自分でふたを開けてもいい?
おすすめしません。中にガスがたまっていることがあり、転落の危険もあります。気になるときは、点検のときに一緒に見てもらいましょう。Q.浄化槽は何年くらい使える?
本体は30年以上使えることもあります。ただし、ブロワなどの機械は数年ごとに交換が必要です。Q.法定検査は受けないといけない?
法律で決まった義務です。受けないと役所から指導を受けたり、過料の対象になったりすることがあります。多くの地域では、点検業者が申し込みを手伝ってくれます。Q.引っ越しや売却のときは?
新しい持ち主に、点検の契約と記録票を引きついでください。持ち主が変わったときは、30日以内に届け出が必要です。浄化槽の設置や、単独処理浄化槽やくみ取り便所から合併処理浄化槽への入れ替えには、多くの市町村で補助金が出ます。ただし、金額や条件は自治体ごとに大きく違います。
■補助金の調べ方
・「市町村名 浄化槽 補助金」で検索すると、自治体のページが見つかります
・役場の下水道や環境の担当課に問い合わせるのが確実です
・年度ごとに予算が決まっているので、早めに確認しましょう■よくある条件
・工事の着工前に申請が必要(着工後は対象外になることが多い)
・下水道の計画区域外であること
・単独処理浄化槽からの転換では、撤去費や配管工事費が上乗せされる場合がある
・高度処理型の浄化槽は補助の対象になりやすい
・設置後の保守点検・清掃・法定検査の契約を求められることがある■情報交換のお願い
「うちの町はこのくらい出た」「申請でここに苦労した」など、地域の情報を書き込んでください。書き込むときは、都道府県名と年度を添えていただけると、ほかの方の参考になります。※補助金の額や条件は年度によって変わります。最新の情報は必ず自治体に確認してください。
「保守点検・清掃・法定検査って何が違うの?」という質問をよくいただくので、まとめておきます。
■3つの違い
・保守点検:ブロワや装置が正しく動いているか、水質に問題がないかを点検・調整する作業です。都道府県に登録した業者の浄化槽管理士が行います
・清掃:たまった汚泥をバキューム車で抜き取る作業です。市町村の許可を受けた清掃業者が行います
・法定検査:浄化槽がきちんと働いているかを、都道府県が指定した検査機関がチェックします。使い始めてすぐの「7条検査」と、毎年の「11条検査」があります点検は「メンテナンス」、清掃は「汚泥のくみ取り」、法定検査は「第三者による健康診断」と考えるとわかりやすいです。3つとも法律で決まった浄化槽の持ち主の義務です。
■回数の目安(家庭用の合併処理浄化槽)
・保守点検:多くの家庭用浄化槽は4か月に1回以上(処理方式によって異なります)
・清掃:年1回以上
・法定検査(11条検査):年1回■年間費用の目安
地域や人槽、業者によって大きく変わりますが、家庭用ではおおよそ次のくらいが多いです。
・保守点検:年間1万〜2万5千円程度
・清掃:1回2万〜4万円程度
・法定検査:1回5千円前後
合計で年間4万〜7万円ほどを見ておくと安心です。ここにブロワの電気代や、部品交換の費用が加わります。■業者に任せきりで大丈夫?
点検のたびに受け取る記録票は、3年間の保管が必要です。何をしたのか、異常はなかったのかがわかるので、ぜひ目を通してみてください。わからない項目があれば、このスレで質問してみてください。わかる方が答えてくれるかもしれません。みなさんの地域の年間費用や、点検で気になったことなども、ぜひ書き込んでください。
フォーラム: 【補助金・地域】自治体の補助金・ルール
浄化槽の設置や単独処理浄化槽からの転換に使える補助金、法定検査の申し込み方法など、自治体ごとの情報を交換する板です。書き込むときは都道府県名と年度を添えてください。